ゆるオタガジェット

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アニメのちガジェット、ときどき百合。

絵を描くことは趣味です。

海外留学していたとき、アジアの国の子からよく日本のアニメについて聞かれました。

ワンピースや犬夜叉の画像を見せられながら、「このアニメ知ってる?」と聞かれ、知ってるよと答えるととても嬉しそうにしてくれました。同時に、日本のアニメを好きな子たちがこんなにもいるなんてと思い自分も嬉しくなりました。

とある中国の男の子に「コナンって知ってる?」と聞かれ、「知ってるよ、これでしょ?」と絵を描きました。すごく簡単で小さい絵だったんですが、それを見た男の子がすげーって顔をして喜んでくれました。

それを見た別の男の子が「すごい!僕の教科書にチョッパー描いて!」と言ってきました。チョッパーとか描いたこと無いけどまあ見ながらなら描けるだろと思い、iPhoneでチョッパーの画像を見ながら、シャープペンで描きました。授業の合間の十数分。大したものじゃ無いけど、「描けたよ」と見せたら、その男の子はすごい喜んで、クラスの皆に「見て見て!チョッパー!」と自慢してくれました。恥ずかしかったですが、こんなにも喜んでくれるなんて思ってもおらず、とても嬉しくなりました。

 

小さい頃から絵を描くことは好きでした。中学時代は美術部に入っていて、絵の具を使って絵を描いていました。高校は情報系の学科でしたが、選択科目で美術を選んでたまに絵を描いていました。デザイン系の専門学校に入って絵を描いていました。社会人(会社員)になってからは、数ヶ月に一度くらいパソコンで好きなアニメの絵を描くくらいでした。

前描いたのはいつだったか思い出せません。新入社員の頃は落書き程度はしていたと思うのですが、それも記憶が定かでは無いです。「そういえば絵を描かなくなったなぁ」と自覚したのは会社を辞めようと考え始めた時でした。別に描きたくないというわけでもなく、ただ描かなくなっていただけで、理由はわかりません。

 

そもそもなんで絵を描くことが好きだったんだろう。

ありがちなんですけど、小さい頃、絵を描いてお母さんが褒めてくれたのがとても嬉しかったことを覚えています。それで調子付いてまた絵を描く、その繰り返し。学校に入ると自分よりずっと絵が上手な子がいて、もうめちゃくちゃ嫉妬した記憶があります。中学、高校と上がっていくと上手い人がたくさん居て人に見せるのが億劫になりました。その後、SNSが普及してきて、たまにpixivやtwitterにイラストを上げていました。しかし、学生の頃と同じく、だんだん億劫になっていきました。誰かに見てもらいたくて絵をアップしたのに今度は評価が気になって仕方ない。中学から母と離れたため、絵を見せて喜んでくれる人も居ませんでした。社会人になった頃、そもそも絵を描かなくなったので、イラストをネットに上げることが無くなりました。そうして絵を描くことも、描いた絵を人に見せることもしなくなりました。

 

とても久しぶりに、絵を描いて人に喜んでもらえました。純粋に喜ぶ相手を見て、とても懐かしい気持ちになりました。絵を描いてる瞬間と、喜んでもらえた瞬間に、小学校か幼稚園かもわからない、幼き頃の気持ちを思い出したような感じです。目の前にいる相手が喜んでくることがとても嬉しかったです。ほんとうに、ただただ嬉しかったです。また絵を描くことと向き合えたことも、嬉しかったです。

 

趣味は絵を描くことです。いつのまにかその趣味に時間を割くことがほぼ無くなっており、もう趣味と呼べるかわからなくなりましたが、これまで積み重ねてきた時間があるので趣味ということにします。趣味は絵を描くことで、絵を描くことは趣味です。

 

絵を描くきっかけをくれて純粋に喜んでくれた男の子に感謝します。

 

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