ゆるオタガジェット

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アニメのちガジェット、ときどき百合。

「君の名は。」3回見た後の感想(ネタバレあり)

新海誠監督作品 君の名は。 公式ビジュアルガイド

国内でのIMAX上映、RADWIMPSの英詞主題歌版の上映、公開から22週目に動員ランキング1位など、いまだに熱が冷めないアニメーション映画「君の名は。」。

12月の段階では一度も見ていませんでしたが、年末年始あたりから今日までに無事3回見てきました。自分の中でも作品の感想が書けそうになってきたので、思いのまま書くことにしました。

 

「とりあえず見ておきたい」で映画館へ

とにかくこれだけ流行ってるんだから見ておくしかない。主題歌のRADWIMPSも良い感じ。という軽い気持ちで見に行きました。
ネタバレなどは一切見ておらず、事前情報はCMとRADWIMPSの音楽、新海誠監督が作っているということだけ。新海誠監督については「秒速5センチメートル」と「言の葉の庭」を見たことがある程度の知識です。

 

(以下よりストーリーに関するネタバレがあります。ご注意ください)

 

1回目の鑑賞

1回目の鑑賞は、伏線や設定について深く考えてる暇もなく、ただただストーリーを純粋に楽しみました。キャラクターに感情移入しながら、後半の怒涛の追い込みで号泣していたら、いつの間にかエンドロールへ。
事前情報を仕入れず、CMを見て「男女が入れ替わって、彗星が落ちてきて世界を助ける話かな?」と勝手に想像していました。そんな下手な想像をしていたおかげで後半の流れにどっぷりのめり込んで見ました。
既に何度か聞いてたRADWIMPSの曲が、まるで新しい曲のように聞こえ、より世界観を深めてくれました。
本編中、「たそがれ時」の授業を行う先生の声が花澤さんだったので、「あれ、見た目も声も言の葉の庭のゆきちゃん先生じゃん!」って思ったら本当にゆきちゃん先生でした。

言の葉の庭

 

2回目の鑑賞

2回目は鑑賞前にしっかり時系列の整理と考察を読んでから、映画館へ行きました。
「君の名は。」は、2回目が一番面白いと思います。タイムパラドックス系特有かもですね。

2回目鑑賞前にじっくり読んだブログを紹介しておきます。
1つ目のサイトは、映画の基本情報から伏線から過去作品まで君の名は周辺情報を網羅しています。その分長いですが読み応えがあります。
2つ目のサイトは、伏線や設定の解釈を様々な目線で紹介しています。これを読むだけでより一層映画を楽しめます。

blog.imalive7799.com

cinema.ne.jp


3回目の鑑賞

考察ブログでも紹介されていたサイドストーリー小説を読んでから3回目を見に行きました。
ストーリーの背景を知るため…というよりは、各レビューにあった「三葉(中身は瀧)が、バスケをしている時におっぱいが揺れてる理由」を読みたくて買いました。
そんな浅はかな気持ちで買いましたが、三葉に入れ替わった瀧、てっしー、四葉、三葉のお父さんの4人に焦点を当てており、映画で説明されていなかった部分が描かれていて、周回視聴を楽しむのにもってこいの小説でした。

特にお父さんの話は、お母さんの二葉との馴れ初めや、なぜ村長になったのか、劇中で「お前はだれだ?」と言った理由、最終的に三葉の言葉を受け入れた理由もわかり、涙しながら読みました。また、三葉の相手が、テッシーや村の男でなく、遠く離れた場所の瀧である理由も、直接書かれてはいませんが、この一冊を通じて納得することができました。まさに、ムスビだなぁと。

3回目は結構心に余裕ができていたので、存分に映像美を楽しみました。どこのカットでも景色が綺麗で、その美しさだけで感極まってしまいました。

 

年代によって印象が変わってくる

終盤、5年経過した後の就活中の滝が奥寺先輩と再会するシーン。奥寺先輩の結婚指輪がちらっと見え、「君も幸せになりなよ」とそっと伝えます。この奥寺先輩の言葉は、20代中盤に差し掛かり結婚を意識し始めた自分にとって強く印象に残りました…(苦笑)

一つ一つのシーンやセリフは、年代によって印象が変わるのではないかと思います。
瀧が語った”住んだことのない街の景色をみてなぜか思いを馳せる気持ち”。
そしておばあちゃんによって語られる「ムスビ」、どれも他人事のように思えず、自分が経験してきたことや見てきたものが一つ一つ、現在、そして未来に繋がっているのだと。セカイ系だったりタイムパラドックスだったり、色々な要素がある「君の名は。」ですが、自分にとっては背中を押してくれる作品でした。

 

海外でも人気な理由

新海 誠Walker ウォーカームック

日本国内だけでなく、海外でも人気を博している「君の名は。」。
個人的な見解ですが、海外人気の理由の一つとして、新海誠監督が描く「”日本の”綺麗な景色」ではないかと考えています。
その理由は、「君の名は。」を見たインドネシアと中国の友人らが「日本はこんなに綺麗なの!?日本に行きたい!」と言ってきたこと。
作品を観る度に、舞台となった東京と岐阜に行きたくなるくらい、綿密に描かれた日本の景色。それを新海誠監督の手によりさらに綺麗に、印象的に仕上げられており、海外の視聴者を虜にしているのではないでしょうか。


4回目はひっそり楽しみたい

4回目を観る前に、もう一度サイドストーリー小説と、考察と、監督のインタビューを読んで、映画を見たいと思います。
できれば上映終了間際のレイトショーの、人が少ない映画館で、作品と一人で向き合いながらひっそり見たいですね。(これほどの人気だと難しそうですが…)

 


余談
四葉ちゃんの声を当てた子(谷花音ちゃん)のプロフィールを見たら、2004年生まれって記してあるのですが…どういうことでしょうか?一瞬数字読めなくなりました。2004年て?え?