Macで動画をDVDに焼くには
- 作った動画をDVDに焼きたい
- そのDVDをプレイヤーやテレビで再生したい
- 結婚式場などで自作のDVDを流したい
ということはありませんか?
この記事では「Macを使っていて」「プレイヤーで再生できる」「DVDの焼き方」を紹介します!
この記事ではプレイヤーで再生できる「ビデオ用DVD」の焼き方を説明しています
DVDには「データ用DVD」と「ビデオ用DVD」の2種類があります。
- データ用DVD…パソコンのデータを記録するもので、プレイヤーで再生することができません。
- ビデオ用DVD…DVDプレイヤーを使って録画・再生できるDVDです。
データ用DVDはFinderを使えば結構簡単に焼けます。
データ用DVDを焼きたい方はこちらへ→【徹底解説】Finderを使ってMacでDVDを焼く方法
Macで「プレイヤーでも再生できるDVD」を焼くための全体像
- MacまたはMacBook
- USB-C変換アダプタ
- 外付けDVDドライブ
- 書き込み用DVDディスク
- Mac用DVD書き込みソフト
があればOK!
プレイヤーでも再生できる「ビデオ用DVD」の焼き方を徹底解説します!
- Macで動画をDVDに焼くには
- この記事ではプレイヤーで再生できる「ビデオ用DVD」の焼き方を説明しています
- Macで「プレイヤーでも再生できるDVD」を焼くための全体像
- MacでDVDを焼くために必要なもの(周辺機器編)
- MacでDVDを焼くために必要なもの(ソフトウェア編)
- Macで動画をDVDに焼く手順(DVDドライブ接続からDVD完成まで)
- おまけ:動画はGoogleドライブで共有すると便利
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MacでDVDを焼くために必要なもの(周辺機器編)
- MacまたはMacBook
- 外付けDVDドライブ
- USB-C変換アダプタ
- 書き込み用DVDディスク
MacまたはMacBook
この記事で使用しているものはMacBook Pro2016年版モデルです。
2020年に発売されたM1搭載のMacBook Airでも焼けました。(2022年2月4日追記)
外付けDVDドライブ、またはBDドライブ
- DVD/CDの書き込みと読み込みだけであればDVDドライブで十分です。
- 今後Blu-rayも取扱う予定がある場合はBlu-ray対応ドライブもおすすめ。
選択肢①:Appleの純正DVDドライブ
Apple USB SuperDrive - Apple(日本)
純正の安心感とデザインの統一感がありますが、8,580円(税込)と少しお高めです。→2022年7月現在10,680円(税込)。さらに高くなりました。
純正への拘りが無い場合、サードパーティのDVDドライブもおすすめです。
選択肢②:ロジテックのDVDドライブ(おすすめ)
↑迷ったらこちら
2021年4月発売のAmazonで評価が高いエレコム(ロジテック)のDVDドライブ。
Mac対応で、USB Type Cケーブルも付いているのでおすすめです。他にもう少し安い価格帯のDVDドライブもありますが、どれもレビューが荒れていてこちらを選びました。
詳しく解説した記事は→Mac用外付けDVDドライブで一番オススメはこれ!
mac-how-to.tech
選択肢③:Blu-ray対応ドライブ
↑BUFFALOのBlu-ray対応ドライブ。
DVDドライブより高価ですが、今後MacでBlu-rayを取り扱う予定がある場合は初めからBlu-ray対応の物をおすすめします。
→MacでBlu-rayを再生する方法【MacBookもOK】
USB-C変換アダプタ
近年のMacBookにはUSB-Cポートしかないため、DVDドライブがUSB-typeAポートの場合、変換アダプタが必要です。
数年前まではほとんどのDVDドライブがUSB-typeAポートが主流でしたが、最近のDVDドライブはUSB-Cポートにも対応したものも多く、必要な場合は準備してください。
書き込み用DVDディスク
失敗した時のために複数枚セットを購入しておくと安心です。
DVD-RまたはDVD-RWが主流ですのでどちらかを買えば問題ありません。
(DVD-Rは1度だけ書き込み可、DVD-RWは複数回書き換え可能)
筆者はデータDVDとしても使ったりするので、書き換え可能なRWを使用しています。
100均のものでも問題ありません。
筆者はよく100均のDVD-RWを利用しています。
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MacでDVDを焼くために必要なもの(ソフトウェア編)
作った動画(MPEG4)
動画作成はiMovieを使用しています。
完成したものはiMovieでMPEG4に書き出しました。
Mac用DVD書き込みソフト
MacでDVDを焼くには専用ソフトが必要です。
Mac用DVD書き込みソフトはざっくり分けると3種類。
- 無償ソフト
- 有償ソフト①(高価なもの:1万円〜)
- 有償ソフト②(安価なもの:2,000円〜)
有償ソフト①と②の違いは、値段と機能です。
Mac用の書き込みソフトについては長くなるため別記事で詳しく説明しています。
→Mac用DVD書き込みソフトでコスパがいいものは?
筆者は無料の「Burn」を使ってうまく焼けなかったため、有償ソフトを利用しました。
この記事で使用しているソフトはiSkysoftの 「DVD Burner for Mac」です。
iSkysoftの公式サイトはこちら
DVD Burner for Mac(現DVD Memory)という書き込みソフトについて
- 3,880円/1年ライセンスと、4,880円/買い切り(永久ライセンス)
- ソフト名が「DVD Burner for Mac」→「DVD Memory」へ変更確認(2022年2月4日)
- 操作は簡単(この記事で操作方法を説明しています)
- 出来上がったDVDを再生すると画質が悪い
「DVD Memory」も操作画面はほぼ同じであるため、この記事の通り進めれば大きな問題はないかと思います。2017年に購入し、2022年現在でも使用可能。M1搭載MacBook Airでも動作を確認しました。
簡単にビデオDVDを作れる、という点では満足していますが、オーサリング後の画質はお世辞にも良いとは言えません。
筆者の場合、結婚式場で一回きり上映、その後に高画質の映像データを友人に渡すようにしているため、ある程度許容できています。
ご購入を検討している方は無料版で動作確認の上、画質も許容範囲かしっかり確認することをおすすめします。
Mac用DVD書き込みソフトでコスパがいいものは?の記事でも言及している通り、2022年現在もサポートしている無料のソフトがありません。
結婚式用にDVDを書き出すためだけであれば、安価な有償ソフトで十分間に合います。
※上記ソフト会社のステマではありません。念のため…
(メモ)
売り切り3,980円(税込)(2017年5月)→3,880円/1年ライセンスと、4,880円/買い切り(永久ライセンス)に変更されてました(2019年12月23日確認)
準備段階は以上です。
Macで動画をDVDに焼く手順(DVDドライブ接続からDVD完成まで)
①DVDドライブをMacBookに接続する
まずはMacBook ProとDVDドライブを接続します。
USB-C変換アダプタを使用し、ドライブを繋げて動作の確認をします。
※当記事内ではBUFFALOの2014年に購入したの古い型のBDドライブを使用しています。2023年現在でも使用中で、M1MacBookでも問題なく動作しています。
※このBDドライブでは、USBポート1つだけ使用した場合、電力不足で動きません。
(電力不足の場合、↓のように赤ランプが点灯します)
※また、Boostケーブルを使用しても赤ランプになり動かないこともあります。ケーブルを何回か抜き差しすると動きます。
②空のDVDディスクを入れる
書き込み用DVDをドライブに入れます。
③Mac用DVD書き出しソフトを立ち上げる
ここではiSkysoft の「DVD Buner for Mac」を使った方法を書いていきます。
(2019年5月15日更新、ソフトのバージョンは5.1.0)
↑"DVD Buner for Mac"を立ち上げた画面です。
「新規プロジェクトを作成」を選択します。
「ワンクリックでDVDを作成」の場合、DVDメニューの設定をせずにすぐに書き込み設定画面になります。
↑中央に作った動画をドラック&ドロップ。
↑右側のリストに動画が追加されます。
※友人の顔がガッツリ映ってるのでモザイクをかけています。
④DVDメニューを設定
DVDを再生した時に出る「DVDメニュー」のデザインを設定できます。
また、画面比率を動画に合わせて「4:3」または「16:9」に設定しておきます。
⑤DVD書き出しの設定(重要)
設定は下記の通り。
「ディスクに作成」を選択。
「作成」の部分にはMacに繋げたDVDドライブ名が表示されます。
「TV標準」は「NTSC」を選択。
TV規格はNTSCを選択→NTSC方式は、日本・北米向け。PALは西欧向け。
DVD5とDVD9は容量の違いです。
今回は友人の結婚式のビデオ用に作ったので、ビデオの長さは10分程度。
比較的容量も少ないのでDVD5で作りました。
MacBookで結婚式用ビデオを3回作ったことがありますが、3回とも問題なく再生されました。
式場のDVDプレイヤーで再生できるように、なるべく無難な設定にしています。
⑥DVDへ書き込む
「作成」ボタンを押すと書き込みが始まります。
書き出しが終わり↓この画面になったら出来上がり!
「Finish」ボタンを押してDVDを取り出し、手持ちのDVDプレイヤーで再生できるか確認してみましょう。
おまけ:動画はGoogleドライブで共有すると便利
結婚式用のビデオのため、DVDは一枚だけ作成。
そのDVDは新郎新婦にプレゼントしますが、出演した友人たちも見れるように動画ファイルで共有すると便利です。
そこでオススメしたいのが、Googleドライブ。
簡単にできるGoogleドライブでの共有方法も紹介しておきます。
①まずGoogleドライブを開く
②ドラック&ドロップで動画ファイルをアップロード
③アップロードした動画の上で右クリック→「共有」
④リンクのURLを取得
↑URLをコピーしてLINEなどで友人に送るか、メールアドレスを直接入力して送ると、共有することが可能です。
「DVD焼き回しして」って言われても、動画共有URLを送るだけで済むのでとっても便利です!